不動産ニュース / 開発・分譲

2020/12/17

野村不、神田にスモールオフィスの第6弾

「H1O(エイチワンオー)神田」外観

 野村不動産(株)は、スモールオフィス「H1O(エイチワンオー)神田」(東京都新宿区)を、18日に開業する。従業員10名未満の小規模オフィスマーケットのニーズに対応したスモールオフィスの第6弾で、1棟開発型としては3棟目。

 JR山手線他「神田」駅徒歩4分に立地。鉄骨造地上9階建て、全41区画と共用会議室7室で構成。貸室は、約17~60平方メートル。2階に外部来客との打ち合わせやイベントなどマルチシーン対応の「コネクティブラウンジ」、6階に入居企業専用、ワークシーン特化の「パーソナルラウンジ」を設けた。

 共用ラウンジやトイレの混雑状況がスマートフォンアプリ等で確認できるほか、空調・照明の遠隔操作、エレベータの自動呼出し・行先階指定などを導入。新型コロナ対策として空気殺菌装置や光触媒除菌・脱臭デバイスなども採用した。貸室は専有契約でプライバシーやセキュリティを確保。間仕切り壁撤去が可能な拡張性にも優れた空間としている。来客の取り次ぎや会議室への案内、不在時の宅配物受け取りに対応する有人レセプションサービスも用意している。

 また、同物件含めた開業済み6物件に、新たに「ヒューマンファーストコンシェルジュサービス」を、2021年1月4日から導入する。専門分野の異なる複数のコンシェルジュが交代で物件を訪問。入居企業社員の悩みごとの相談、調べ事の代行リサーチ、イベント開催・コミュニティ形成のサポートなどを行なう。

 今後も、東京都心5区(渋谷区・新宿区・中央区・千代田区・港区)を中心に開発を進め、23年度までに15拠点の開設を予定している。

入居企業のみが使えるパーソナルラウンジ

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