大阪府住宅供給公社は、「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」に参画し、特定建築者制度を活用して同駅北側に隣接する「枚方団地」（大阪府枚方市、総戸数120戸）の建て替えを行なう。18日、事業提案競技の募集を開始した。
同団地は京阪電鉄本線「枚方市」駅徒歩1分に立地。敷地面積約7,287平方メートル。鉄筋コンクリート造地上4階建て5棟構成。同公社は1956年より管理を行なっている。
建て替え後は、鉄筋コンクリート造地上14階建て、総戸数120戸とする計画。40平方メートル（48戸）、50平方メートル（59戸）、60平方メートル（13戸）の住戸と店舗で構成する。同公社初となる太陽光発電、蓄電池を設置した災害に強い住宅とする予定。スマートフォンと連動する設備を導入し、外出先から見守りや来客の対応ができるなど、安全・安心で快適な生活を提供する。事業者には、若年・子育て世帯等を支援するための工夫や、新しい生活様式へ対応する動線やテレワークスペースを用意した住戸、コワーキングスペースやセカンドリビングなど集会所の新たな活用方法を考慮した提案を求める。
2021年4月下旬に事業者を選定、22年4月上旬に本体工事着工、24年1月下旬に竣工の予定。
