日本プロロジスリート投資法人(NPR)は20日、2020年11月期決算を発表した。
当期(20年6月1日~11月30日)は、営業収益236億1,000万円(同4.2%増)、営業利益112億4,000万円(同5.9%増)、経常利益104億2,800万円(同7.1%増)、当期純利益139億3,700万円(同132.0%増)となった。1口当たり分配金は4,860円(同215円増)。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって人の行動が制限される中、電子商取引による消費が著しく成長。先進的な物流施設への需要が堅調に推移した。期末の保有資産は49物件、取得価格合計6,961億4,900万円。期末稼働率は99.7%と極めて高い水準を維持した。
また、保有物件の火災により火災保険金やテナントからの補填金を収受、さらに台風被害の保険金を収受するなどしたことから、当期純利益が大幅に増加。なお、火災によって焼失した物件の解体撤去工事費等を特損計上している。
次期(21年5月期)は、営業収益244億3,700万円、営業利益113億8,400万円、経常利益103億7,700万円、当期純利益104億2,600万円、1口当たり分配金4,777円を見込む。