不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/1/25

既存マンション価格、三大都市圏で上昇傾向続く

 (株)東京カンテイは25日、2020年12月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表示している。

 同月は、「晴」が14地域(前月14地域)、「雨」が5地域(同5地域)といずれも横ばいとなった。「曇」は14地域(同10地域)と増加。「小雨」は2地域(同4地域)、「薄日」は12地域(同14地域)とそれぞれ減少した。

 全国で天候が改善した地域数は10地域(同9地域)と増加。横ばいは27地域(同28地域)と減少。悪化は10地域(同10地域)と横ばいだった。三大都市圏で価格の上昇傾向が見られ、首都圏と近畿圏は依然として広範囲での好天が続いた。一方、北関東・信越・四国地方では価格が下落傾向となっている。その影響で、栃木県・長野県・香川県・高知県はそれぞれ「薄日」→「曇」、新潟県は「曇」→「小雨」に天候が悪化した。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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