不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/2/19

分配金は1万2,100円/NRI20年12月期

 日本リート投資法人(NRI)は18日、2020年12月期決算を発表した。

 当期(20年7月1日~12月31日)は、営業収益101億2,700万円(前期比17.0%増)、営業利益60億8,800万円(同27.5%増)、経常利益54億4,400万円(同31.1%増)、当期純利益54億4,300万円(同31.1%増)、1口当たり分配金は1万2,100円(同2,872円増)となった。

 20年10~11月にかけて物件入替を実施し、3物件を譲渡(譲渡価格合計93億2,400万円)し、13物件を取得(取得価格合計137億9,600万円)。結果、期末時点のポートフォリオは、オフィス67物件(同1,919億3,700万円)、住宅31物件(同553億4,900万円)、商業施設2物件(同81億2,000万円)の合計100物件(同2,554億600万円)および匿名組合出資持分2件(出資額合計1億2,000万円・出資先運用資産合計10物件)。総賃貸面積は約30万9,182平方メートル、稼働率は97.6%。

 次期は、営業収益94億5,000万円、営業利益54億3,300万円、経常利益47億8,900万円、当期純利益47億8,800万円、1口当たり分配金1万643円を見込む。

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JREIT

不動産投資信託のことで、アメリカのREIT(Real Estate Investment Trust)の日本版であることから、JREITと呼ばれる。不動産を買収、賃貸して収益を得る専門の会社(投資法人)または同様の機能を担う信託会社が証券を発行し、金融商品として取引される。

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