(株)西武プロパティーズは、西武グループの遊休地を活用した貸農園「Emi Farm(エミファーム)」の貸し出しを29日に開始する。
「3密」にならないアウトドア需要や、近場でのレジャー志向の高まりといった、コロナ禍による価値観・行動の変容を受けて事業化を決めた。計画地は埼玉県所沢市内に所在する西武鉄道(株)が保有する遊休地。西武新宿線「新所沢」駅より車で約10分、最寄りのバス停から徒歩8分、区画数は51区画で、1区画当たりの面積は10平方メートルから。利用料は1区画当たり月額3,850円もしくは年額3万3,000円(いずれも税込み)。
農地の管理や整備は西武アグリ(株)。施設内に利用者が自由に使えるオープンスペースを設け、農業・園芸イベントを随時実施していく。契約・募集については(株)マイファームが運営する農業関連のシェアリングサービス「ハタムスビ」の貸農園サービスを利用し、インターネット上で契約・支払いの手続きを完結する。