不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/25

投資用不動産の再生事業を展開/大和ハウス工業

  大和ハウス工業(株)は24日、投資用不動産として取得したオフィスビルや賃貸マンションを、再生後に売却する事業を展開すると発表。ブランド名を「D’sVARIE(ディーズバリエ)」とした。

 同社は、2018年より住宅ストックブランド「Livness」を立ち上げ、既存住宅の売買仲介やリノベーション・リフォーム事業の拡大を図ってきたが、この度、大規模なオフィスビルや賃貸マンション等の再生事業に参入。良質な不動産の選定・取得から建物の検査や品質管理、設計・デザイン、施工を行ない、市場ニーズに最適化させた建物に再生した上で、1棟まるごと投資用不動産として売却する。

 すでに「D’sVARIE本郷ビル」(東京都文京区)と「D’sVARIE神田ビル」(東京都千代田区)の工事に着手している。「D’sVARIE本郷ビル」は、都営三田線「水道橋」駅徒歩約3分。鉄骨鉄筋コンクリート造地上8階建て。「D’sVARIE神田ビル」は、JR総武本線「新日本橋」駅徒歩約4分。鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造地上8階建てで、いずれも21年7月末に完成、3月末に売却する予定。

事業のスキーム

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。