不動産ニュース / 開発・分譲

2021/4/2

三井不、老舗レストラン「日比谷松本楼」に出資

「日比谷松本楼」外観

 三井不動産(株)はこのほど、日比谷公園(東京都千代田区)と周辺エリアの発展・価値創出を目的に(株)日比谷松本楼へ資本出資。同社との業務提携に関する協定を締結した。

 日比谷松本楼は1903年、日比谷公園の開園に合わせて創業した、歴史的な舞台となっているレストラン。日比谷は、三井不動産にとって重要なビジネス拠点であることから、日比谷松本楼への出資し、経営人材を派遣。知見・ノウハウを活用し、日比谷松本楼固有の価値を高めるとともに、近代史における歴史的遺産や、映画・食文化などの文化的遺産の提供を通じて、日比谷エリアのさらなる価値創出を図っていく。今回の出資により、日比谷松本楼は三井不動産の関連会社となる。

 連携施策の第1弾として、日比谷・銀座エリアの観劇の祭典「Hibiya Festival 2021」(4月29日~5月16日開催)において、日比谷松本楼が「まちなか劇場」の会場となり、「東京二期会 緑のオペラステージ」を開催する。今後もさまざまなイベントにおいて協業を重ね、日比谷エリアを盛り上げる取り組みを推進していく。

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