不動産ニュース / その他

2021/4/8

横浜の公園で公共空間での働き方の実証実験

 三菱地所(株)は21~28日、(一社)よこはまみなとみらい21、国立大学法人横浜国立大学、YADOKARI(株)と共に、みなとみらい21地区内のグランモール公園ヨーヨー広場(横浜市西区)周辺で一般参加型の実証実験を行なう。

 公園と民地(有効空地)の一体的な活用を通じ、新しい屋外空間のあり方を検証。広く「外で働く」体験をしてもらい、新たな空間活用方法や働き方についての提案と意見収集を実施する。

 グランモール公園ヨーヨー広場周辺エリアにドーム型テントやテーブル・デスク、椅子などの什器や新しい発想を生む仕掛けを設置し、「外で働く」体験をしてもらう。一部のデスクにはアイディアのヒントとなるような本を設置。さまざまな雑談のテーマが出てくるガチャガチャも用意し、居合わせた人との会話を創出することで新しい人とのつながりや刺激を生み出す。

 26日には特別企画として、ドーム型テント内に横浜で活躍するプロフェッショナルたちと直接会話できる電話を設けて、自身の悩みや相談事を聞いてもらう「NEW“公衆電話”」や、ガチャガチャ周辺にナビゲーターが滞在し雑談することができる「雑談ナビゲーター」といったコンテンツを用意する。

 体験者の意見を収集し、今後地区内での展開を誘発するために必要な設えや解決すべき課題を検証する。また、3D-LIDARセンサーにより通過と滞留が生じる公共的空間の人流を計測。公道の変化と実態把握、さらに新たな公共的空間活用のための知見を獲得していく。

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