不動産ニュース / 開発・分譲

2021/4/16

国技館通りの立地に高評価。反響1,200件

「クレヴィア両国 国技館通り」モデルルーム

 伊藤忠都市開発(株)が3日にモデルルームをオープンした分譲マンション「クレヴィア両国 国技館通り」(東京都墨田区、総戸数77戸)の反響が約4ヵ月で1,200件に達した。両国エリアを南北に貫く「国技館通り」沿いという立地が高く評価されている。

 同物件は、JR総武線他「両国」駅徒歩2分に立地する、地上14階建てのマンション。両国国技館や江戸東京博物館、墨田川などが徒歩圏。同通り沿いの分譲マンションは、10年ぶりの供給となる。住戸は、ワンルーム~3LDK、専有面積約25~67平方メートル。建物竣工は2022年5月下旬。

 新しい生活様式によるサードプレイスへの需要増加に対応した共用空間や住戸プランが特徴。14階にはスカイラウンジに加え、リモートワーク等に利用できる個室ブース「+HANARE Common」を設置。2階にはアクティブな暮らしの拠点「ACTIVE BASE」として、ホール・サイクルポート・クリーンアップコーナー(手洗い所)を設置している。専有部は、空間をフレキシブルに活用できる可動家具を採用。御影石天板のキッチンやタイル張りの廊下など建物グレードも高い。

 また、全体の約3分の1を占めるコンパクト住戸には、一人住まいに最適化した収納・キッチン・水回り・居室設計「nanoni」を提案。「トール型収納+全身ミラー」「高機能シャワー」「スクエア型キッチン+食器棚」「ディスプレイウォール+床暖房」「半透明ガラスの可動パーテーション」を組み合わせて導入する。スクエア型キッチンはシンク部分にカバーがかかるようになっており、キッチンとしてだけではなくPCの作業スペースやダイニングテーブルとしても利用できるようにしたもので、省スペースでの使い勝手が向上する。

 販売予定時期は5月下旬。価格は未定、坪単価は450万円前後となる予定。実需反響は地元墨田区が中心だが、コンパクト住戸は投資運用も考慮したユーザーを広域から集めているという。

コンパクト住戸に設定されるスクエア型キッチン

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