不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/4/19

分配金は4,500円/JMF21年2月期

 日本都市ファンド投資法人(JMF、旧日本リテールファンド投資法人)は16日、2021年2月期決算を発表した。

 当期(20年9月1日~21年2月28日)は、営業収益305億1,800万円(前期比1.1%減)、営業利益135億500万円(同2.3%減)、経常利益118億9,700万円(同1.8%減)、当期純利益118億9,600万円(同1.8%減)。1口当たり分配金は4,500円(同変動なし)となった。

 期中、1物件の譲渡を完了。期末の運用資産は102物件、取得価格の総額は約8,804億円。ポートフォリオ全体の稼働率は99.6%となった。

 なお、同法人は3月1日付で日本リテールファンド投資法人を吸収合併存続法人として、MCUBS MidCity投資法人と合併。商業施設特化型から総合型REITへの転換を図り、資産規模約1兆2,000億円と日本最大級の投資法人となっている。

 次期は、合併によるのれんの処理方針の決定に伴い業績予想を修正。営業収益405億1,000万円(前回発表比2.2%増)、営業利益171億2,200万円(同2.9%増)、経常利益150億7,100万円(同3.3%増)、当期純利益150億7,100万円(同64.0%減)、1口当たり分配金2,286円(同変動なし)を見込む。

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