不動産ニュース / 開発・分譲

2021/4/30

在宅ワークスペースの複数プラン、横浜のMに導入

「スマートコンパクト」プランイメージ

 日鉄興和不動産(株)は、オフィス家具メーカー(株)オカムラが運営するプロジェクト「WORK MILL(ワークミル)」と共同で、「理想の在宅ワーク」を目指した商品を開発。単身世帯向けコンパクトマンション「リビオレゾン横濱大通り公園」(横浜市中区、総戸数60戸)において、4プランをオプション導入すると発表した。

 同社が運営する単身世帯のための暮らし・住まいの研究所「+ONE LIFE LAB(プラスワンライフラボ[ワンラボ])」では、単身者におけるライフスタイル研究の一環として、在宅ワークの実態把握調査を実施。その結果を生かし、コンパクトマンションの限られたスペースの中で、在宅ワークと日常生活のそれぞれの最適化を図る商品を提案することが、理想のライフスタイルを実現することにつながると考察し、商品を開発したもの。

 同物件では、在宅ワークの頻度やインテリアのこだわりに合わせて、「ワークホームデザインパック」として、4つのプランをオプションとして販売する。
 (1)「スマートコンパクト」は、自宅の居心地の良さを保つ在宅ワークスタイルで、リラックスしたプライベートな空間を損なわないプラン。(2)「マイワークベース」は、自宅でもオフィスのような作業効率を実現できる拠点としたプラン。(3)「マルチワークブース」は、在宅ワークと出勤が半々のDINKSを想定、夫婦でワークスペースをシェアするプラン。(4)「マイホームオフィス」は、2人とも在宅ワークが中心となるDINKSを想定。専用ワークスペースを設け、生活空間と完全分離したプラン。

 なお、「リビオレゾン横濱大通り公園」は、横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋」駅徒歩4分に立地。鉄筋コンクリート造地上11階建て、敷地面積539.71平方メートル、延床面積3,349.99平方メートル。専有面積32.38~64.45平方メートル。間取り1LDK・2LDK。販売戸数・販売価格は未定。
 竣工は2022年6月下旬、入居開始は22年7月下旬の予定。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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