不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/5/6

仲介件数減り減益/ハウスコム21年3月期

 ハウスコム(株)は4月30日、2021年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~21年3月31日)は、営業収益122億9,900万円(前期比5.5%減)、営業利益3億5,100万円(同65.4%減)、経常利益5億7,600万円(同51.3%減)、当期純利益3億1,200万円(同53.6%減)の減収減益。

 不動産賃貸仲介事業を主とした不動産関連事業は、新型コロナウイルス感染症拡大による社会経済情勢の変化で賃貸仲介件数が7万2,279件(同4,577件減)と減少。営業収益は107億5,700万円(同7.8%減)、営業利益19億6,200万円(同17.0%減)となった。

 施工関連事業は、19年5月に子会社化したエスケイビル建材(株)の業績が寄与したが、ハウスコムのリフォーム事業の営業収益減少等により、営業収益15億4,200万円(同14.9%増)、営業利益7,800万円(同53.0%減)となった。

 次期業績予想は、営業収益146億3,000万円、営業利益4億9,300万円、経常利益6億5,600万円、当期純利益4億8,600万円を見込む。

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