不動産ニュース / 開発・分譲

2021/5/6

南砂町で「ニューノーマルな暮らし」実現目指すマンション

「リビオシティ南砂町 ステーションサイト」完成イメージ

 日鉄興和不動産(株)は6日、オープンイノベーション型プラットフォーム「SMAILOGY(スマイロジー)」のアイディアを取り入れた分譲マンション「リビオシティ南砂町 ステーションサイト」(東京都江東区、総戸数361戸)の公式ホームページを4月28日に開設したと発表した。

 東京メトロ東西線「南砂町」駅より徒歩3分に立地。敷地面積約8,668平方メートル、延床面積2万9,659平方メートル、鉄筋コンクリート造地上13階建て。

 同社は、次世代の暮らしを開発・実装する共創型の取り組み「Co-CreationBASE(コ・クリエーションベース/通称「コクリバ」)の一環として、2020年8月にスマイロジーを立ち上げ、With/Afterコロナ時代の新しい価値観や生活様式に対応する「ニューノーマルな住まい・暮らし」に着目した調査・研究を行なってきた。同物件は、スマイロジーで研究してきた「健康な暮らし」「安心の創出(衛生・安全)」「働き方改革」「子育て」「コミュニティの創出」の知見を基に、多方面からパートナー企業を選出し、商品を企画。ニューノーマルな家族の暮らしを実現するマンションを目指した。

 スマイロジーが実施したアンケート調査を基に、広さ約100平方メートルのワークラウンジを整備。従来オフィス向けであった空間緑化サービス「コモレビズ」により、植物やアロマ、音響システムを活用して心地よい環境を実現するとしている。キッチンやラウンジ、多目的スタジオなど多様な共用施設も設け、子育て世帯等が自然にコミュニティを築けるように配慮。(株)ベジリンクによる食育につながる農業体験等も提供していく。

 住戸は、専有面積約40~85平方メートル、1LDK~4LDK。一部の住戸は20年10月に実施した「SMAILOGY AWARD」で一般ユーザーから寄せられた間取りのアイディアを採用。自由な発想で空間をアレンジできる「モアトリエ」や、可動式の収納「ウゴクロ」を取り入れ、新たな生活スタイルを提案する。

 第1期の販売開始日は21年9月上旬を予定。販売戸数、価格は未定。竣工は23年2月中旬、入居開始は23年3月下旬の予定。

ラウンジ完成イメージ

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