ジャパンリアルエステイト投資法人（JRE）は17日、2021年3月期決算を発表した。
当期（20年10月1日～21年3月31日）は、営業収益349億4,400万円（前期比0.1％減）、営業利益164億7,900万円（同0.1％減）、経常利益155億800万円（同0.6％減）、当期純利益155億6,000万円（同0.2％減）と減収減益。1口当たり分配金は1万1,320円（同58円増）と、14期連続で増配を達成した。
当期の物件取得・譲渡はなし。期末時点の保有運用資産は、オフィスビル73物件、取得価格総額約1兆705億円。総賃貸可能面積約87万3,000平方メートルとなった。テナント総数は1,497。稼働率は、97.9％（同1.1％減）。
次期は、営業収益369億5,000万円、営業利益180億8,000万円、経常利益171億4,000万円、当期純利益166億4,000万円、1口当たり分配金1万1,350円を見込む。
