不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/5/18

コロナ禍で減損損失/リゾートT21年3月期

 リゾートトラスト(株)は14日、2021年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~21年3月31日)は売上高1,675億3,800万円(前期比5.3%増)、営業利益147億700万円(同26.2%増)、経常利益174億4,700万円(同41.5%増)、当期純損失102億1,300万円(前期:当期純利益71億3,500万円)。コロナ禍において影響を受けたホテル事業などで、需要見通しが不透明な事業所について帳簿価額を回収可能価額まで減額。減損損失約220億円を計上した。

 主力の会員権事業は、新規開業施設が繰り延べてきた不動産収益を一括計上したことや、海外渡航制限などにより高額ホテル会員権のニーズが高まったことで、セグメント売上高665億2,300万円(前期比70.8%増)、セグメント利益229億5,100万円(同69.3%増)となった。

 ホテルレストラン事業は、新型コロナウイルス感染症による施設休業、消費者マインドの低下により売上高603億2,200万円(同25.2%減)、営業損失61億6,500万円(前期:営業利益9,200万円)にとどまった。

 次期は、売上高1,582億円、営業利益70億円、経常利益67億円、当期純利益47億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。