不動産ニュース / 開発・分譲

2021/5/18

「下北線路街」に個店が連なる商業ゾーン

「reload」エントランス
屋外通路の完成イメージ

 小田急電鉄(株)は、同社が開発を推進している「下北線路街(しもきたせんろがい)」(東京都世田谷区)に新たな商業ゾーン「reload(リロード)」を6月16日に開業する。

 「下北線路街」は、小田急小田原線「東北沢」駅~「世田谷代田」駅間に位置する線路跡地の2万7,500平方メートルの再開発。今回開業する「reload」は「下北沢」駅と「東北沢」駅の中間に位置。地域や住民、来街者がつながりを生み出せる交流拠点と位置づけ、下北線路街の新たなシンボルとなることを目指す。

 大小さまざまな建物が軒を連ねる低層分棟形式を採用し、個店が立ち並ぶ構造とした。延床面積約1,889平方メートル、鉄骨造地上2階建て。全24区画で、創業100年を迎えるアイウェアブランド「MASUNAGA1905」や、著名スタイリストが手掛けるカレーとアパレルの複合店「SANZOU TOKYO」など個性的な店舗を誘致する。各店舗をつなぐ屋外通路には、テラス席やベンチを設置。

 施設エントランス部分と一部区画にイベントスペースを用意し、期間限定店舗の出店やアート展示、イベントなどを行なっていく。

 運営は(株)GREENING、設計は(有)ジェネラルデザイン一級建築士事務所、ランドスケープデザインは(株)DAISHIZEN(SOLSO)が担う。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。