不動産ニュース / ハウジング

2021/5/28

地方での用地開発を積極展開/アールシーコア

 (株)アールシーコアは28日、2021年度3月期決算説明会を開催。次期(22年度3月期)の方針について説明した。決算記事は5月19日付の記事を参照。

 次期は、21年4月にリニューアルオープンした代官山の展示場「BESS MAGMA」を拠点に、「BESS」ファンの拡大、集客強化を図る。同展示場では、1棟を新築、3棟をリノベーションで仕上げたモデルハウスを設置。さまざまな顧客層にアピールしていく。ここまでの来場者数は830組。同社代表取締役社長・二木浩三氏は「当社が提案する心地良さなど“感性”を重視した暮らしは必ず求められる。『BESS MAGMA』はそれが体感できる場所となっている。発信力を高めていきたい」と述べた。

 また、郊外住宅地よりもさらに自然豊かな場所での暮らしを提案する「梺ぐらし」を全国で展開。地方等への住み替えを促進する。自社で用地開発を行ない、地元企業等と提携して建物を建築していく。すでに長野県小諸市(約2,200坪)、千葉県いすみ市(約1,000坪)、福岡県那珂川市(約2,800坪)で用地開発を進行中。秋には販売開始を予定している。21年3月末時点で、12ヵ所(約100区画)だった展開を30ヵ所まで拡大する。

 売上高165億円、営業利益3億円、経常利益2億6,500万円、当期純利益2億円を見込む。

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