不動産ニュース / IT・情報サービス

2021/6/2

小田急不、不動産売買に非対面キャッシュレスサービス

 小田急不動産(株)はこのほど、不動産売買取引時の支払いをキャッシュレスで行なえる非対面決済サービスの提供を、全店で開始したと発表した。

 (株)エスクロー・エージェント・ジャパン(東京都千代田区、代表取締役社長:成宮 正一郎氏)が提供する「非対面決済サービスH’OURS(アワーズ)」を導入して実施するもの。

 不動産売買取引では、複数の取引関係者が一堂に会す対面形式が一般的で、顧客は取引に備えて高額な現金を用意するなど、心理的な負担が大きかった。同サービスの導入により、こうした顧客の手間・心理的負担の軽減や、コロナ禍における「非対面での手続きニーズ」に応える。

 買い主は必要な支払いを、契約日までに専用の信託口座に送金。決済前日までにすべての確認作業と必要な手続きが完了するため、取引のための休暇取得や、関係者とのスケジュール調整が不要となる。また、高額な現金の事前準備や持ち運びの必要がなく、土日や夜間の契約も行なうことができる。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。