不動産ニュース / 開発・分譲

2021/6/3

泉岳寺エリア再開発で30階建て複合ビル

「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の完成イメージ

 東急不動産(株)と京浜急行電鉄(株)で構成するコンソーシアムは3日、「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」において、東京都と特定建築者の業務に関する基本協定書を締結、事業参画すると発表した。

 計画地は、都営地下鉄浅草線・京急本線「泉岳寺」駅直結。空港利用の増加により地域を広域的に結節する役割を持つ同駅の重要性が増していることを受け、東京都が施行者となって鉄道施設や幹線道路などの都市基盤と一体的なまちづくりを進めている。JR「高輪ゲートウェイ」駅と歩行者デッキで接続する計画。同コンソーシアムは、住宅や業務施設などが入る駅直結型の再開発ビルを整備する。

 整備する施設は、敷地面積8,486平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上30階地下3階建て。高さは145mで、延床面積は11万644平方メートル。住宅(約350戸)と業務・商業、駅舎、駐車場で構成する複合施設になる予定。

 2023年4月をめどに着工し、工事完了は28年3月頃を見込む。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。