不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/6/24

若者の住みたいまち、「吉祥寺」が4年連続トップ

 (株)FJネクストは24日、首都圏で一人暮らしをする人を対象に調査した、住みたいまちについてのアンケート結果を発表した。1都3県在住の未婚男女20~30歳代が対象で、調査人数は2,000人。

 1位は「吉祥寺」(前年1位)で4年連続のトップ。2位は「新宿」(同3位)、3位は「横浜」(同2位)に。4位には「恵比寿」(同4位)と、「池袋」(同9位)がランクインした。

 「吉祥寺」を選択した理由は、「おしゃれ」、「住みやすそう」などが目立った。その他、「自然とまちのバランスがいい」、「公園の自然と商業地区の一体感」、「買い物や交通に便利」、「都心から適度に離れている」等の理由が挙がっている。

 「池袋」はもともと18年、19年に5位だったまちだが、今回トップ3を狙える位置まで上昇している。その他、9位「北千住」(同12位)が18年以来3年ぶりにトップ10に返り咲き。11位以下では19位「川崎」(同27位)の上昇が目 立っ。

 なお、「住みやすいまち」についても調査したところ、トップはこちらも「吉祥寺」(同1位)となり、2年連続で「住みたいまち」との2冠を達成。2位は「新宿」(同3位)、3位は「中野」(同2位)となった。

 6位「北千住」(同8位)は、順位を上げ、5位「横浜」(同5位)に迫った。7位「赤羽」(同4位)は、前年から順位を落としたもののトップ10をキープした。東京の北東部地区のまち「北千住」と「赤羽」は、調査開始以来トップ10の常連で、安定した支持を得ている。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆