不動産ニュース / 開発・分譲

2021/6/29

晴海のCLTパビリオンを岡山・真庭市に移築

「CLTパビリオン」外観

 岡山県真庭市は、サステナブルの価値を体感できる施設「GREENable HIRUZEN(グリーナブル ヒルゼン)」(同市・蒜山高原)を、7月15日にオープンする。

 19年11月に、CLTの魅力と木材の文化・情報発信を目的に、真庭市産のCLTを使用して建設された、隈 研吾氏設計監修の「CLT PARK HARUMI」を移築したもの。
 同市はこれまで、価値のなかった資源を生かし、経済を循環させる「回る経済」の実現に取り組んでおり、2018年には「SDGs未来都市」にも選定されている。この取り組みを発展させるため、(株)阪急阪神百貨店とともに「GREENable」をコミュニティ・ブランドとして立ち上げた。同施設は、移築可能な素材・構造システムを実現することで、木材の新たな活用方法、さらには建築物のアップサイクル例として持続可能性を体現。同ブランドに込められた想いと持続可能な循環型社会を世界に発信する拠点となる。

 米子自動車道「蒜山IC」から車で約3分に位置。CLTパビリオン「風の葉」、蒜山ミュージアム、国立公園蒜山の観光情報とサステナブルな暮らし(商品)を提案するビジターセンター・ショップ、蒜山高原の自然や文化資源を生かした体験メニューを提供するサイクリングセンターで構成される。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

持続可能性

人間活動が将来にわたって持続できるかどうかという概念であるが、特に、地球環境問題に対応する上での目標として用いられることが多い。地球環境問題への対応として持続可能性を確保しなければならないという考え方...

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆