不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/14

コスモス、川崎でシェアレジデンスを開業

「nears 川崎」イメージ

 (株)コスモスイニシアは14日、シェアレジデンス「nears(ニアーズ)川崎」(川崎市幸区、総戸数69戸)を11月に開業すると発表した。

 JR京浜東北線、東海道本線、南武線「川崎」駅徒歩4分。鉄筋コンクリート造地上14階建ての賃貸マンションで、物件名は「コスモグラシア川崎」。

 ミレニアル世代の単身者をターゲットにした「付加価値提供型レジデンス」。新型コロナウイルス感染拡大に伴う生活様式の変化により、ひとり暮らしの人は孤独感が高まりやすく、自宅で働く事の心理的・身体的ストレスも増えているとの考えから、「“ゆるやかな隣人”のいる新しい暮らし。」をコンセプトに、他人同士が同じレジデンスに住み、仕事をする時間、食事をする時間、趣味を楽しむ時間等を共有することで、ほどよい距離感のコミュニティに対する安心感等を提供する。

 2階を入居者の共用フロアとし、キッチンやダイニング、ラウンジ、ライブラリー、暖炉、オープンテラスを設置。入居者同士での料理作りや飲み会、友人との雑談や読書等、気分に合わせて居場所を選ぶ事ができるようにした。また、建物全体で働きやすい環境を作るため、家具やドリンク、Wi-Fi等を整備。オンライン会議や集中作業等、自由な働き方ができるようにした。

 3~14階の居室は、約14平方メートル。ベッドやチェア、エアコン、冷蔵庫、Wi-Fiの家具家電を設置。シャワーやトイレ、洗面を備えることで、プライバシー性が高く、ホテルライクな生活ができる仕様とする。

 8月3日からオンラインプロジェクト説明会を実施。同月下旬からオンライン内覧会、9月下旬から現地内覧会を実施する。竣工は10月下旬、入居開始は11月中旬の予定。

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