不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/14

滋賀県のマンションでクラウド活用の医療サービス

「ポレスター長浜駅前」外観

 (株)マリモは、分譲マンション「ポレスター長浜駅前」(滋賀県長浜市、総戸数95戸)にて、マンション居住者への医療連携サービスを提供する。

 同物件は、JR北陸本線「長浜」駅徒歩1分に立地。敷地面積1,764.55平方メートル、延床面積1万932.65平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階建て。2021年3月に竣工済み。

 独自の地域医療連携システム「TASUKY( タスキー)」 を活用した病診薬連携支援を中心に、診療所の開業支援を展開している(株)日本地域総合診療サポート(東京都港区、代表取締役社長:北田祥人氏、以下「JAMeS」)と賃貸借契約を締結。同社が1階店舗スペース(3区画・合計面積214.47平方メートル)に、クリニック・調剤薬局を誘致する。

 タスキーは 、患者データをICカードとクラウドでつなぎ、患者自身の健康状態を医療従事者に正確に共有するシステム。同物件では、全戸にICカードを配布。居住者に向けた問診・往診・処方箋・服薬指導からオンライン診療まで、一貫した医療サポート体制を構築する。

 将来的には近隣の基幹病院及び専門外来クリニックと診療情報の連携を行なうことで、マンション居住者の多様な疾病疾患リスクに対応した医療機関の紹介・送患を可能にする方針。

 サービス開始は21年10月の予定。

患者データをICカードとクラウドでつなぐ、医療連携総合支援サービス「TASUKY」

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