不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/16

「内陸」「駅前」タワマンが高評価/住友不

「シティタワー武蔵小山」外観

 住友不動産(株)は16日、今年6月に竣工した分譲マンション「シティタワー武蔵小山」(東京都品川区、総戸数506戸(うち非分譲住戸186戸))を報道陣に公開した。

 同物件は、東急目黒線「武蔵小山」駅徒歩1分に立地する、地上42階地下2階建ての免震タワーマンション。同社が参加組合員として進めてきた駅前の住商混在エリアの再開発「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業」。高さ145mの「タワー棟」、地上9階建て、地権者住戸と共用施設、店舗で構成する「レジデンス棟」、地上2階建て、店舗や公共施設が入る「低層棟」の3棟構成で、総延床面積は約5万3,000平方メートル。店舗は、スーパー、コンビニ、クリニックなど16店。入居開始は7月上旬。

 西側に三井不動産(株)の再開発タワーマンション「パークシティ武蔵小山ザ タワー」(総戸数598戸)が隣接するものの、棟間は約70mあり、採光は確保される。両物件周囲は再開発により歩車動線が整理され、オープンスペースやグリーンプロムナード等が整備される。

 建物は、まち並みの調和を図るため、全体的なシルエットを「パークシティ」と統一。住戸は、1LDK~3LDK、専有面積約37~111平方メートル。55~60平方メートルの2LDKが中心。リビングにバルコニーを設けず天井から足元まで1面のサッシとした「パノラミックウインドウ」を採用。天然石キッチンカウンター、ディスポーザー、食洗器、ミストサウナなどが標準。リビング天井高は2,550mm(最上階は2,650mm)。内廊下方式で、各階にゴミ置き場を設置。共用施設として、スカイラウンジ、ライブラリー、スタディルーム、ゲストルーム、キッズルームなどを用意している。

 2019年1月から販売を開始し、これまで約7割が販売済み。現在販売中の住戸は、7,200万円台~1億8,000万円台、坪単価550万~600万円。都心へのアクセスが良く、生活利便性と環境が整っている内陸部の駅前タワー物件である点が評価ポイントとなっており、品川区・目黒区在住のパワーカップル、子育てが終わったシニア層の実需ニーズが高いという。

モデルルームのリビング。天井から足元までサッシの「パノラミックウインドウ」からの眺望がウリ

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