不動産ニュース / 仲介・管理

2021/7/21

HPでの価格査定サービス、戸建て・土地も可能に

「スピードAI査定」利用の流れ

 東急リバブル(株)は20日より、不動産の価格査定をホームページ上で行なう「スピードAI査定」の対象物件を拡大。これまではマンションに限定していたが、一戸建て・土地まで査定を可能とした。

 2020年10月より、マンションの査定価格を瞬時に算出するサービスを、ホームページ上で提供してきた。
 一戸建てや土地はマンションに比べ物件の個別性が高く、一般的にAIによる査定が困難と言われてきたが、同社は過去10年間の市場売り出し価格データを基に、同社の営業担当者が直近1年間に査定したデータや公示地価・路線価のデータを統合。査定価格の即時算出が可能なAI査定の開発に成功した。

 AIが査定に使用するデータは毎週更新されるため、ユーザーは、常に最新の査定価格を確認できる。またAI査定結果に加えてマーケット情報も掲載し、利用者は売却のタイミングや売り出し価格をより具体的にイメージすることができるという。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

価格査定

不動産の売却を媒介する場合に、依頼者に助言するなどのため取引価額を算出する行為をいう。この場合にその根拠を示すことが必要で、標準的な手法によって取引事例を比較検討し、客観的で実際的な成約見込額を算出しなければならないとされている。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。