不動産ニュース / 開発・分譲

2021/8/2

新宿3丁目駅直結のシェアオフィス/リビタ

「12 SHINJUKU3CHOME」完成イメージ

 (株)リビタは2日、「暮らしを自由にする」ことをコンセプトとしたシェアオフィス「12 SHINJUKU3CHOME(ジュウニ シンジュクサンチョウメ)」(東京都新宿区)を、9月1日にオープンすると発表した。

 東京メトロ丸ノ内線・副都心線、都営新宿線「新宿三丁目」駅直結。京王電鉄(株)所有の商業ビル「京王フレンテ新宿三丁目」(鉄骨鉄筋コンクリート造地上8階地下2階建て)の1フロアをオフィスにリノベーション。「12」には、オフィスを「住に」、暮らしを「自由に」という意味が込められている。
 オフィスの延床面積は621.26平方メートル。プライベートオフィス13区画(約8.05~35.36平方メートル)、プライベートデスク10区画、フリーデスク16席を用意する。事業主は京王電鉄。

 社内やシェアオフィス内の交流に使えるLDKを導入。オフィスごとに占有できる共用部分として「にわ」スペースを用意するほか、借りながら貸せる「マガリ」の仕組みも導入。オフィスを使わない時間は、会員登録している会社や個人にスペースを貸し出すことができ、利用料は賃料から相殺される。また、区画契約者・フリーデスク契約者は、契約している物件以外の「12」シリーズのラウンジ・LDKを利用することも可能。

 プライベートオフィスの賃料は、22万円台~74万円台(共益費・税込み)、プライベートデスクは8万円台~14万円台(同)。フリーデスクは3万8,500円(同)の賃料を予定している。

 なお、10月には京王電鉄とともに「12 NISHISHINJUKU(ジュウニ ニシシンジュク)」(東京都新宿区)を開業する予定。神田エリアでの新規開発も進めており、シェアオフィス事業を本格化していく。2026年までに10施設の開業を目指す。

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