不動産ニュース / 開発・分譲

2021/8/12

東京・五反田のTOCビル、27年春に建て替え

 (株)テーオーシーは10日、TOCビル(東京都品川区)の建替計画を公表した。

 同ビルは1970年竣工の同社の基幹物件の一つ。東急池上線「大崎広小路」駅より徒歩5分。地上13階地下3階建て、延床面積は約1万7,000平方メートル。卸売業、流通業向けマーケットセンターとして運営してきた。築50年を超えたことから、建て替えを検討。

 新TOCビルは、敷地面積約2万1,536平方メートル。地上30階地下3階建て、延床面積約27万6,000平方メートル。耐震機能等の安全性の向上に加え、省エネルギー・CO2排出量削減の推進など環境負荷軽減に向けた取り組みを行なう。オフィス、店舗、住宅等で構成する。

 今後は、都市計画申請や東京都・品川区との行政協議を進め、2023年春頃には解体工事に着手する予定。

 竣工は27年春の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。