国土交通省は31日、2021年5月分(住宅)および21年第1四半期分(商業用不動産)の不動産価格指数を公表した。10年の平均を100として算出している。
同月の住宅総合指数(季節調整値)は119.5(前月比1.1%上昇)。物件種別では、住宅地101.0(同2.0%下落)、戸建住宅105.3(同2.4%上昇)、区分所有マンション165.0(同2.5%上昇)だった。
都市圏別では、南関東圏は住宅総合121.9(同0.3%上昇)、住宅地101.2(同7.3%下落)、戸建住宅102.8(同0.6%上昇)、区分所有マンション157.6(同1.6%上昇)。名古屋圏は住宅総合113.5(同0.9%上昇)、住宅地98.8(同1.0%上昇)、戸建住宅107.4(同0.2%上昇)、区分所有マンション159.3(同0.1%下落)。京阪神圏は住宅総合124.1(同2.2%上昇)、住宅地99.4(同8.7%下落)、戸建住宅114.5(同12.0%上昇)、区分所有マンション168.1(同1.8%上昇)。
東京都の住宅総合は132.1(同0.1%上昇)、住宅地103.3(同9.3%下落)、戸建住宅108.5(同1.0%上昇)、区分所有マンション163.6(同1.4%上昇)となった。
なお、商業用不動産の総合指数は122.6(前期比0.7%上昇)。