不動産ニュース / 開発・分譲

2021/9/14

東京駅至近に旅行者向け施設を開設/三菱地所

「Have a Nice TOKYO!」エントランス

 三菱地所(株)は14日、東京や日本の魅力を国内外に向けて発信するツーリスト・コミュニケーション・センター「Have a Nice TOKYO!(ハブ ア ナイス トウキョウ) 」(東京都千代田区、略称:HaNT(ハント))をグランドオープンした。

 JR他 「東京」駅徒歩3分の「三菱ビル」1階に開設。内装は和歌山県産の木材や大谷石を採用。壁面を「積木」で造作し、展示棚やテーブルを組み込むことで自由度の高いレイアウトができるように仕上げた。エントランスには約10mの「広告暖簾」の掲出も可能。東京や日本全国の観光資源・文化・食・技術といった多彩な魅力を国内外に向けて発信するため、観光、情報発信、物販の機能を持たせた。

 「情報提供カウンター」(1ブース2.5m×9ブース)では、エリアのイベント・店舗・施設等の観光情報を提供。今後、地域の魅力を伝える多様なツアーのほか、チケット販売、観光ビークル(バス・自転車等)や荷物預かりサービス等を展開する予定。情報発信拠点「POP UP ZONE」(約120平方メートル)は、展示用の棚・テーブル・イスを設置し、地方自治体や観光事業者等による各種展示やイベントに対応。東京や日本全国の観光資源や工芸品、技術、サービス、商品等を紹介する。また、大型4Kモニターを活用し、ハントにいながら各地の観光地を巡るツアーの開催場所としても利用してもらうほか、二次元バーコードを活用し、その場でクラウドファンディングへの投資等も可能とする計画。「SHOP ZONE」(約90平方メートル)では「POP UP ZONE」の企画と連動した日本全国の名産品等を販売していく。

 また、近接するカフェスタンド「Marunouchi Happ. Stand & Gallery」と提携し、企画と連動したメニューの提供も行なう予定。

 コロナ収束後の需要拡大を見据え、丸の内エリアの就業者や来街者、国内外の旅行者等が各地の魅力と偶発的に出会うリアルなハブ拠点となることを目指す。

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