不動産ニュース / 開発・分譲

2021/9/14

南大沢に「ウェルビーイング」コンセプトの分譲M

「CANVAS 南大沢」外観イメージ

 ファーストコーポレーション(株)は14日、新たな分譲マンションブランド「CANVAS」を立ち上げ、初弾物件「CANVAS 南大沢」(東京都八王子市、総戸数181戸)を開発すると発表した。

 身体的・精神的・社会的な健康状態がバランス良く調査の取れた状態を示す「ウェルビーイング」をブランドコンセプトに、高水準の健康支援や多岐にわたるサービスの提供を通じ、あらゆる人が持続的・多面的に充足できるマンション供給を目指す。主なターゲットは50~70歳代で、子供世代、孫世代との同居も想定して開発する。物件の販売、竣工後の管理・運営は、2020年11月に発足した子会社ファーストエボリューション(株)が担う。

 初弾の「CANVAS 南大沢」は、京王相模原線「多摩境」駅より徒歩16分に位置。敷地面積約5,270平方メートル、延床面積約1万3,185平方メートル、鉄筋コンクリート造地上9階建て。住戸は専有面積約32.47~82.35平方メートル、間取り1LDK~3LDK。(株)中央住宅、中央日本土地建物(株)との共同事業。
 ラウンジにはコンシェルジュが24時間常駐し、暮らしや医療の相談に対応する。また、ペットが同伴でき接客にAI搭載のロボットを採用したテラス付きレストランのほか、テレワーク用のリモートブースや会議室、大浴場など多くの共用施設を用意。フィットネスジムでは各種アクティビティを提供し、健康サポートにも力を入れる。
 22年1月初旬にモデルルームをオープン。第1期販売は、22年1月中旬を予定。販売戸数・価格は未定。竣工は、22年10月中旬、入居開始は同年11月中旬を見込む。

 14日に会見したファーストコーポレーション代表取締役社長の中村利秋氏は、「当社は物件販売後、アフターメンテナンスは提供しても、入居者の日々の暮らしと関わることはほぼなかった。新ブランドでは、多様な暮らし方を想定したさまざまなサービスを提供することで、継続的に入居者の暮らしをサポートしていく。同物件の供給を通じて、多くの人が健康、快適に暮らせる社会の構築にも貢献していきたい」(同氏)。

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