一建設(株)は24日、神奈川県平塚市において、平屋の分譲戸建住宅の供給を9月下旬より開始すると発表した。
近年、リモートワークなど新しい生活様式の普及もあり、子育て世代のファミリー層が自然豊かな土地へ移住するケースが増えている。また、1世帯当たりの少人数化・高齢化など社会の変化を受け、平屋の家事動線の利便性や冷暖房の効率の良さ、光熱費を抑えつつ宅内温度差を低減できるといったメリットが再評価されつつある。こうした市場の変化を受け、同社は平屋ニーズへの高まりを予想し、神奈川県内で初となる平屋の分譲戸建住宅の供給を開始することとした。
今回供給する物件は、東海道本線・湘南新宿ライン高海「平塚」駅よりバス8分に位置。土地面積209.78平方メートル、建物面積95.43平方メートル、木造1階建て。駐車スペース2台分を確保している。
間取りは2LDK。階段や段差のないワンフロアの中心には、23畳の広々としたリビングを設計。居室を分割するための下地を天井内にあらかじめ入れておくなど、将来のライフサイクルの変化にも対応する。