
プロロジスは15日、物流施設「プロロジスパーク仙台泉3」(仙台市泉区)を開発すると発表した。
開発用地は、2018年10月にヤマト運輸(株)が「プロロジスパーク仙台泉2」に移転したことを機に、同社が取得した。敷地面積は約3万2,000平方メートル。東北自動車道「泉IC」より約1.7kmに立地。計画建物は、延床面積約5万平方メートル、地上3階建て。BTS型、マルチテナント型両面で対応可能な施設として開発していく。
外構部分では、専用待機場や洗車場など入居企業の要望に合わせ設置できるようにする。倉庫スペースは、床面を冷凍冷蔵倉庫や重量物に耐えられる仕様に。庫内空調のほか、マテハン・ロボットなど省人化対策のための電力供給にも対応する。入居企業の利便性を考慮し、大型車両が2階部分へ直接アクセスできるスロープの設置も検討している。マルチテナント型の場合、最小約2,000坪から利用可能とし、4社程度での利用を見込む。
着工は22年、竣工は23年を予定。