不動産ニュース / 開発・分譲

2021/9/17

赤羽駅西口圏でIoTマンション/地所レジ

「ザ・パークハウス 赤羽フロント」外観完成模型

 三菱地所レジデンス(株)は17日、分譲マンション「ザ・パークハウス 赤羽フロント」(東京都北区、総戸数70戸(募集対象外8戸含む))のモデルルームを10月9日にオープンすると発表。モデルルームを報道陣に公開した。

 同物件は、JR「赤羽」駅徒歩3分に立地。同駅至近・西口エリアでのマンション供給は16年ぶりとなる。敷地面積773.69平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階建て。住戸は、間取り1R~3LDK(専有面積30.00~67.58平方メートル)。2LDK13戸、3LDK7戸で1R・1LDKが約6割。都心勤務の単身世帯~DINKS、ファミリー層を中心ターゲットとする。

 全戸にIoT設備を標準採用。スマートフォンによる来訪者の対応・確認や住戸の電子錠の制御、エアコンや照明など複数の機器を一括制御できる。また、同社の分譲マンションで初めて家具・家電レンタルのサブスクリプションサービス(「CLAS」)を導入。家具・家電を購入する場合と比較して初期費用を抑えることができ、気軽に新機種に入れ替えることも可能。不要なものを預けて空間をより広く使えるよう、宅配型収納サービスも提供する。

 住戸の一部には、限られた住戸空間でも開放感が感じられるよう、リビングと洋室の間に室内窓(「デコマド」)を採用。直接的な採光がとれない中、洋室からでも風や光を取り入れられるようにしている。共用部は、ニューノーマルのライフスタイルに対応し、エントランスホールにワークスペースとして利用可能なカウンターやソファ席のあるラウンジスペースを設置する。

 7月中旬に公式ホームページを開設。現在までの反響は1,000件超。地元北区が3割、近隣の板橋・川口エリアほか23区全域から反響を得ている。年齢層は30~40歳代、家族数は2LDK・3LDKは2~3人、1LDKは単身層が中心。販売開始は11月下旬。販売価格は未定だが、同駅周辺では現在、東口エリア徒歩5~8分圏内で坪単価は340万~400万円のマンションが6物件供給されており、同物件も坪単価400万円前後となる見込み。

 竣工は2023年1月下旬、引き渡しは同年3月中旬の予定。

1LDKモデルルーム。家具・家電はすべて「CLAS」のものを使用
室内窓(左)を採用している2LDKモデルルーム

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