不動産ニュース / その他

2021/9/21

柏の葉でAIカメラでのリアルタイム分析開始

 三井不動産(株)と(一社)UDCKタウンマネジメントは21日、「柏の葉キャンパス」駅周辺にAIカメラを29台設置し、住民の安心・安全・快適な暮らしを提供する新たなエリアマネジメント活動を開始すると発表した。

 柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)は、2020年末時点で人口が1万人を超えており、駅前の混雑や防犯、見守りに対する住民のニーズが上昇。AIカメラの導入を決定した。街区における取り組みとしては、国内最大級となる。

 クリューシステムズが提供するAIカメラを、柏の葉キャンパス駅周辺に25台、調整池のアクアテラスに4台設置し、AIによるリアルタイム画像分析を行なう。
 21年9月からは、雨天に伴うアクアテラス(調整池)の増水時や夜間の立ち入り禁止帯等における人の立ち入りを検知する。また、駅周辺およびアクアテラス周辺の人の流れを分析し、分析データをイベント企画やまちづくり検討などの活用していく。 

 22年4月からは、「柏の葉キャンパス」駅西口・東口周辺エリアにおいて、通行人が倒れたり、うずくまったりする異常行動や、凶器をAIカメラで検知し、警備員へ自動でメールする取り組みの試験運用を開始する予定。

AIカメラ導入のイメージ

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。