不動産ニュース / 開発・分譲

2021/9/30

大京、蔵前でコンパクトマンション供給

「ライオンズミレス蔵前」完成予想図

 (株)大京は、DINKS、プレファミリーをメインターゲットにした分譲マンションブランド「ライオンズミレス」の第9弾となる「ライオンズミレス蔵前」(東京都台東区、総戸数97戸(特定分譲住戸(非分譲)10戸含む)のモデルルームを、10月2日にオープンする。30日、報道陣に公開した。

 同物件は、都営大江戸線「蔵前」駅徒歩2分に立地する、地上15階建てのマンション。建設地は、事務所ビル跡地等で、4方接道。周辺に分譲マンションが少なく、地権者も引き続き現地に住みたいと要望していたことから、分譲マンション用地として取得した。隅田川までは約3分。

 外観は、淡い青色のタイル張り。基壇部とエントランスホールには、墨田川の水面をイメージした陶板タイルを使用した。コーナー部分はR形状とし、窓の大きさや位置を微妙に変化させるなどして、墨田川周辺の自然との調和・融合を意識した。

 共用部として、コワーキングスペースとして利用できるラウンジ、各住戸専用の宅配ロッカー、屋上テラスを用意。住戸は、専有面積約25~69平方メートル。1DK・1LDKが59戸、2DK・2LDK・3LDKが35戸、全15タイプを用意。74戸が角住戸というメリットをいかし、洗面所にも窓を設けるプランも用意した。

 6月にホームページをオープン。これまでの反響は900件。都内が85%だが、地元台東区居住者は4割にとどまり、広域から反響を集めている。9月18日からの事前案内会で60組を案内している。販売開始は10月中旬予定。販売予定価格は、3,300万円台~1億2,000万円台。モデルルームでは、古い建物がリノベーションされ隅田川の眺望を活かした店舗などが数多く出店している「日本のブルックリン」と呼ばれる蔵前エリアの魅力を前面に出し、大京初となる「VRルーム」も活用して、蔵前の歴史や文化、ライフスタイルのアピールにも力を入れていく。

 建物竣工は、2023年3月の予定。

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