不動産ニュース / 開発・分譲

2021/9/30

川口駅前の再開発地にタワマン/野村不

「プラウドタワー川口クロス」完成予想図

 野村不動産(株)は10月2日に、開発中の大規模複合再開発「プラウドタワー川口クロス」(埼玉県川口市、総戸数481戸)のモデルルームをオープンする。

 「川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発事業」として進めているプロジェクト。JR京浜東北線「川口」駅徒歩3分。敷地面積9,069.41平方メートル、鉄筋コンクリート造地上28階地下2階建て。
 建物の1~3階は商業フロアとし、医療施設、子育て支援施設などを含め、約30の店舗が入居予定。「川口」駅前に位置する川口銀座商店街「樹モール」と隣接するため、商業フロアとの相乗効果を期待している。まさらに敷地内に、「川口」駅方面から東西に通り抜け可能な敷地内通路を設置し、駅前エリアの新たなにぎわい創出にもつなげる計画。

 住戸は、3LDKが中心。1LDK~4LDK(専有面積46.63~115.77平方メートル)までのバリエーションを用意し、シングル、DINKS、ファミリーと多様な層に対応する。共用スペースとして、スタディルーム、ライブラリーラウンジ、マルチルーム等を用意。在宅勤務の定着による「職住近接」へのニーズを考慮し、スタディルームに個別ブースを設置するなど、より在宅勤務に対応しやすい設計にとした。

 非接触エントランスドア・エレベーターを採用。エントランスから専有部まで、マンション内の各セキュリティゾーンを、ハンズフリーで通過できるシステムを導入している。環境にも配慮しており、二酸化炭素の排出の抑制に寄与する建築物として、川口市より「低炭素建築物認定」を受けている。

 モデルルームの事前エントリーは、3,500件超。コロナ禍であること、より多くの顧客を案内できるようオンラインでの案内会も開催する予定。

 建物の竣工は2023年2月下旬、入居予定は3月下旬を予定している。

「プラウドタワー川口クロス」商業フロア完成予想図

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市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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