三井不動産レジデンシャル(株)は、スマートタウン「みなとアクルス」(名古屋市港区)内で開発中の分譲マンション「パークホームズ LaLa 名古屋みなとアクルス ガーデンスクエア」(総戸数238戸)のモデルルームを9日にオープンする。
同物件は、名古屋市営地下鉄名港線「東海通」駅より徒歩5分、みなとアクルス内「ネクストライフゾーン」の新街区に立地。敷地面積約1万3,055平方メートル、鉄筋コンクリート造地上10階建て。省エネ・省CO2の先導プロジェクトとして、2021年度国土交通省「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択されている。ZEHマンションとしては東海3県で最大規模で、同社としても過去最大の開発規模となる。
住戸は南向きが中心で、専有面積74.64~97.64平方メートル、間取り3LDK・4LDK。全46タイプの間取りを用意する。全戸に「エネファーム」を設置するほか、Low-E複層ガラスを導入するなど、さまざまな断熱計画を採用。一次エネルギー消費量削減率20%等を達成し、ZEH-M Orientedの認定を取得。エネファームの余剰電力は、みなとアクルス内のエネルギーセンターに売電可能で、その電力は 、CEMS(Community Energy Management System)で制御し、 みなとアクルス内の他施設で活用される。
またスマートフォンの専用アプリで家庭内のエネルギー使用状況の見える化し、さらに遠隔操作を可能としたHEMSも導入。削減目標の設定や、他世帯との比較ができるほか、みなとアクルスの電力需要ピーク時に節電の依頼を行なう機能も追加し、節電に協力した世帯にはエリア内の施設で利用できるポイントを発行していく。
共用部には、テレワークやオンライン学習で利用できる個別ブース等を設けたユーティリティラウンジを設置する。
第1期の販売開始日は11月下旬。価格は2,790万(74平方メートル台)~5,290万円(97平方メートル台)、最多販売価格帯は3,700万円台。
竣工は23年1月下旬、入居開始は同年3月下旬を予定。