
三菱地所(株)は5日、ワーケーションオフィスの第5弾「WORK×ation Site 箱根湯本」(神奈川県足柄下郡)を開業した。
箱根登山電車「箱根湯本」駅徒歩約7分に立地。鉄骨造セメント瓦葺・地上2階建て、延床面積約181平方メートル。
小田急箱根ホールディングス(株)の子会社が保有する遊休施設を賃借してリノベーションし、執務室2部屋(1階約48平方メートル、2階約72平方メートル)、ウッドデッキ(約120平方メートル)を設けた。
執務スペースの1階(最大18名利用可能)は、囲炉裏をイメージしたワークデスクを中心に、リラックスした和の雰囲気を演出。BBQやチームビルディング・アウトドアワークができるウッドデッキを付帯した。2階(最大26名利用可能)は、土間をデザインコンセプトとし、茶室に着想を得た6名程度収容可能な小上がり会議室を用意。いずれもフリーWi-Fi、プロジェクター、ホワイトボード、文具等を備える。
新商品・新事業開発等のための短期集中合宿のほか、有給休暇と組み合わせた利用、テレワーク利用に対応。BCP対策を視野に入れたオフィス分散化ニーズに応える長期利用や、従業員の地方移住など働き方の多様化の受け皿整備を見据えた利用を見込んでいる。各部屋1日1社専有(2部屋利用<1棟貸し切り>も可能)とし、料金は1日当たり1室10万円(税別)。