不動産ニュース / 開発・分譲

2021/10/15

大阪・門真市で大規模複合開発を始動/三井不

「(仮称)門真市松生町商業施設計画」建物全体イメージ

 三井不動産(株)は15日、大阪府門真市で推進している大規模複合開発事業において、商業施設街区の「(仮称)門真市松生町商業施設計画」の起工式を10月4日に実施したと発表した。

 同事業では、パナソニック(株)工場跡地に、商業施設・分譲マンション・会員制倉庫型店舗・事業所の4つの街区を開発する。

 今回起工式を実施した商業施設街区は、京阪本線・大阪モノレール線「門真市」駅徒歩約8分に位置。隣地に大阪モノレール線の新駅設置も計画されている。敷地面積約11万6,700平方メートル、店舗棟(鉄骨造地上4階建て)、立体駐車場棟(鉄骨造6層7段)の2棟を開発する。延床面積約19万6,800平方メートル、店舗面積約6万6,300平方メートル、店舗数は約250店舗。さまざまなエンターテインメントを集積させた幅広い世代が集える商業施設とし、エントランス広場やセンターコートなど建物内外にはイベントスペースも整備する。10月に着工し、2023年春に竣工・開業する予定。

 なお、住宅街区では、三井不動産レジデンシャル(株)が11階建て・155戸(予定)の大規模分譲マンションを開発する計画で、23年度の竣工・入居開始を目指す。その他の街区については、コストコホールセールジャパン(株)が世界約810ヵ所で展開する会員制倉庫型店舗「コストコホールセール」、門真市に本社を置く東和薬品(株)の事業所が進出する。

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有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。