不動産ニュース / 開発・分譲

2021/10/19

ジャカルタで日本人向けサービスアパートメント

「via ama -KOTA DELTAMAS-」外観

 双日(株)、大和ハウス工業(株)は19日、双日グループが開発・運営を行なう総合都市・デルタマス・シティ(インドネシア・ジャカルタ)で、日本人家族向けのサービスアパートメント「via ama -KOTA DELTAMAS-」(総戸数148戸)の入居者募集を開始すると発表した。

 両社は2018年12月に施設運営会社としてPT.SDI Properties Indonesiaを共同で設立。19年11月着工、21年7月に竣工した。

 インドネシア西ジャワ州ブカシ県に位置し、在インドネシア日本国大使館付属チカラン日本人学校に隣接することから、日本人駐在員とその家族に「日本品質」の安心・安全を提供する住宅として開発した。敷地面積は約1万1,000平方メートル、鉄筋コンクリート造地上9階建て。

 住戸は1LDK~3LDK、専有面積は63.6~127.3平方メートル。インドネシアで初となる日本式ユニットバスを採用したほか、戸別浄水器も完備。住戸内のすべての家電を日本メーカー製とし、細部にわたって日本の生活スタイルに合わせた仕様とした。共用部には、ライブラリースペースやテニスコート、屋内ジム、屋外プールなど多彩な施設を設置。併せて、テナントして日系幼稚園、クリニック、進学塾等を誘致した。

 また、隣接する日本人学校と専用通学路で連結。同通学路にCCTV(監視カメラ)を設置し、双日グループが独自開発した顔認証システムによる登下校管理システムと連携することで、子供の登下校の状況をスマートフォンや、各居室に設置したスマートTV等でリアルタイムで確認できるようにした。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。