不動産ニュース / 仲介・管理

2021/11/5

短期入居可の「仮住まいサービス」開始/東急住宅リース

 東急住宅リース(株)は4日、自社が賃貸管理する首都圏のマンション・戸建住宅の一部を対象とした、「仮住まいサービス」の提供開始を発表した。

 自宅のリフォームや建て替えの工事中で、一時的に居住できる賃貸住宅(仮住まい)を必要とする人を対象に、同社が管理するオーナーの了承を得た首都圏の賃貸住宅を提供していく。

 戸建住宅の大規模リフォームや建て替えは、工事が完了するまで数ヵ月かかるケースが多く、その間に一時的に住む場所が必要となる。しかし、一般的に賃貸住宅の賃貸借契約は2年間の「普通借家契約」で、数ヵ月程度の短期間の居住を前提とした入居申し込みは不可となるケースが多い。そこで、「仮住まいサービス」では、顧客は都合に応じて、自宅の工事期間中に「定期借家契約」で短期間賃貸住宅に入居できるようにする。

  ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社等とネットワークを持つ、仮住まい専門の賃貸仲介会社と連携し、転居が必要な顧客へ賃貸住宅を紹介する。 また、2回(自宅から仮住まい、仮住まいから工事完了後の自宅)の引っ越しを優待価格で利用できるサービスも用意する。

 今後、対象を順次関西圏等にも拡大していく予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

賃貸借

ある目的物を有償で使用収益させること、あるいはそれを約する契約をいう(賃貸借契約)。賃貸借契約の締結によって、貸主(賃貸人)は目的物を使用収益させること、目的物を修繕すること等の債務を、借主(賃借人)...

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。