不動産ニュース / 開発・分譲

2021/11/5

千葉NTの大規模建売団地、全274区画が完売

「ヴェレーナガーデン千葉ニュータウン中央」Ⅰ街区入口

 大和地所レジデンス(株)は4日、2016年12月に販売を開始した大規模建売団地「ヴェレーナガーデン千葉ニュータウン中央」(千葉県印西市、全274区画(I街区137区画、II街区13 7区画))がすべて竣工、全区画完売したと発表した。

 同物件は、開発総面積約6万3,000平方メートル。北総線他「千葉ニュータウン中央」駅徒歩10分(I街区入口まで)。敷地面積約170~314平方メートル。建物面積約100~147平方メートル。全戸竣工済みで、販売価格は3,400万円台~5,300万円台。

 建物外観、まち並みとも同社が得意とするユーロデザイン。十分な開発面積を生かし、街区中央部の歩行者専用通路をはじめ、ヤシ等を植樹した街路、フットパスなどを設けた。建物前面を少しずつ雁行させるなどしてまち並みに動きを出している。住民交流の場となる共用棟、各街区のゴミ捨て場、街灯等は同社が整備し、印西市に譲渡している。

 建物は、キッチン横のミセステラス、ライブラリーホール、スタディルームなどを盛り込んだ。また、コロナ禍以降に発売した住戸については、テレワーク用のワークスペースや玄関の消毒液置き場などを新たに設定した。

 販売開始以降の総来場者数は1,645件(Ⅰ街区:844件、II街区:801件)。購入者の居住地はⅠ街区が印西市34%、印西市以外の千葉県31%、東京都21%。II街区が印西市28%、印西市以外の千葉県29%、東京都28%。コロナ禍では、街並みがほぼ完成しつつあったこと、在宅勤務等の増加で環境を重視する傾向が高まったたこと、駅までのアプローチに大型スーパーの開業したことがプラス要素となり、販売の後押しとなった。

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