不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2021/12/8

いちご、不動産小口化商品初弾の運用を開始

 (株)いちごは、不動産特定共同事業スキームを活用した新事業「いちごオーナーズビルシェア」を開始。第1号物件「PASEO目黒II」(東京都目黒区、総戸数11戸)を任意組合へ売却し、運用を開始した。

 事業者はいちごオーナーズ(株)。顧客が金銭を出資し、任意組合を組成、組合員となる。同社は任意組合の業務執行組合員となり、対象不動産の運用(賃貸管理等)や組合運営を行なう。組合員は、配当金額を出資持分に応じて受領する。事業期間満了時には対象不動産を売却し、組合員は売却代金から諸経費を差し引いた金額を出資持分に応じて受領し、事業終了となる。

 「PASEO目黒II」は2021年7月に販売を開始していた。想定運用期間は12年間。

「いちごオーナーズビルシェア」のスキーム

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不動産特定共同事業法

出資等を受けて不動産取引を行ない、その収益を分配する事業の仕組みを定めた法律で、そのような事業を「不動産特定共同事業」という。1994(平成6)年に制定された。

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