（一社）全国木材協同組合連合会（東京都千代田区、会長：松原 正和氏、以下、全木協連）は10日、ウェブサイト「Love Kinohei（ラブキノヘイ）」において、木製エクステリアに関するQ&Aコンテンツを公開した。
全国の木材業、木材加工業、木材販売業者等を会員とする全木協連は、2019年から「Love Kinohei」を運営。地球温暖化対策につながる森林の循環利用について、情報提供を行なっている。地球温暖化対策計画が閣議決定され、森林がCO2の吸収源として注目される中、これまで使われにくかった、外構（エクステリア）や中高層建築（木造ビル・木造マンション・公共建築等）に木を活用してもらうため、「Love Kinohei」では、インターネットの検索ニーズ調査を基に、よくある質問をQ&A形式のコンテンツとして開発した。
国産材を使うことは、日本の森林の適切な管理につながることから、木の塀（ウッドフェンス）やデッキ、カーポートなどのエクステリアでの導入事例を中心に、国産材を使った雑貨や、都市部の施設等での木材利用など、木のある暮らし・木のまちづくりのヒントとなる情報を紹介する。
1月には、（株）AXISとのタイアップ企画として、都市の木質化編を公開するほか、運用するSNSアカウントやメールマガジンでも、順次1問ずつ紹介を行なう予定。
