不動産ニュース / リフォーム

2021/12/10

新築そっくりさんに高断熱リフォームプラン/住友不

 住友不動産(株)は10日、住宅1棟を丸ごと再生する「新築そっくりさん」事業において、「高断熱リフォームプラン」の受注を、12月13日より全国で開始すると発表した。

 「新築そっくりさん」は、築年数の経過した住宅を耐震補強し1棟丸ごと新築同然に再生する完全定額制リフォーム商品。標準仕様は設定せず、顧客のニーズや地域、建物の特性などに応じ、提案を行なってきた。
 「高断熱リフォームプラン」は、断熱性能が低い既存住宅でも、新築住宅の省エネ基準と同等の断熱性能が確保できる商品。

 床、壁、天井の6面に断熱工事(2016年省エネ基準の断熱材)を施し、サッシ交換や内窓の設置のほか、室内の涼しさや暖かさを再利用(熱回収)しながら換気する24時間換システムを採用することで、夏季・冬季の冷暖房負荷を低減する。なお、同プランを採用すると、冷暖房エネルギーは、1980年基準より約3割減となる(モデルケースの試算)。
 また、工事は1部屋単位から家1棟丸ごとまで施工することが可能で、必要な箇所のみ断熱性能を高めることができる。

 価格は、92年基準の場合と比べて、数十万円程度のプラスとなる(面積や建物の条件により異なる)。

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リフォーム

建物の構造強化、機能向上などを図るための改修をいう。リフォームの種類には、耐震化、バリアフリー化、省エネルギー化、耐久性向上化などのための工事がある。

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