不動産ニュース / 開発・分譲

2021/12/20

新中野で分譲。丸の内沿線勤務の女性からニーズ/大京

「ライオンズミレス新中野」外観

 (株)大京は19日、「ライオンズミレス新中野」(東京都中野区、総戸数35戸)の販売を開始。20日にはプレス向け内覧会を開催した。

 東京メトロ丸ノ内線「新中野」駅徒歩4分、JR中央・総武線「中野」駅徒歩12分に立地。敷地面積約257平方メートル。鉄筋コンクリート造地上10階建て。1階には店舗スペースを設けた。

 単身者やDINKSをターゲットに据え、専有面積25.30~40.89平方メートルとコンパクトながら廊下の面積を抑えることで、居住空間を確保した。間取りは1DK、1LDK、2LDK。建物は青梅街道に面することから、全戸に二重サッシを導入し車等の騒音に備えた。角住戸率は74%(全35戸中26戸)で、採光性・通気性に優れる。平均坪単価は450万円前後。

 エントランス、エレベーター、住戸玄関の3箇所にロックを設け、また、内廊下とすることでセキュリティ性を向上した。非接触キーを採用することで利便性も確保している。
 エントランスには、各戸専用のメールボックスと宅配ボックス、共用で利用する大型の宅配ボックスが一体となった「ライオンズマイボックス」を導入した。荷物が届いている場合、エントランスのロックを解除した際に通知される。

 19日には、事前に開催したオンラインの物件説明会に参加し、また、モデルルームや希望住戸の内覧を行なった20組を対象とする第1期1次販売を開始した。販売住戸は6戸。間取りは1LDK、2LDK、専有面積は34,31~40.89平方メートル。販売価格は4,690万~5,540万円。20日時点で2戸の申し込みがあり、想定通りの販売ペースだという。
 検討者・申し込み者は30歳台後半~40歳台の単身女性が中心。中野区、杉並区、練馬区など東京23区西側在住者で過半を占める。「新中野」駅から近く、「中野」駅にも徒歩でアクセスできる点が評価されている。職場が丸の内線沿いのユーザーからの反響が大きく、「元々同沿線上の『四ツ谷』駅周辺などで物件を探していたお客さまが、それと比較してかなりリーズナブルな当物件に興味を持ったというケースもあります」(同社販売担当者)。

 1月8日から第1期2次販売として、一般販売を開始する。販売戸数、価格等は未定。

 竣工は2022年1月13日、引き渡しは同年1月20日を見込む。

モデルルーム(2LDK・40.89平方メートル)のリビングダイニング
女性からのニーズを意識し、エントランスには明るい雰囲気のアートを設置した

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