日本プロロジスリート投資法人（NPR）は17日、2021年11月期決算を発表した。
当期（21年6月1日～11月30日）は営業収益254億1,000万円（前期比3.5％増）、営業利益117億4,800万円（同1.8％増）、経常利益108億4,400万円（同2.5％増）、当期純利益110億300万円（同3.7％増）。利益超過分配金を含む1口当たり分配金は4,945円（同98円増）となった。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、電子商取引（EC）の需要が増進し、投資対象である先進的物流施設への需要がさらに拡大した。加えて、国内不動産ディベロッパー等の物流施設開発事業への参入も拡大しており、新規施設の高稼働が続いており、総じて需給バランスが堅調に推移したという。期末のポートフォリオは52物件・取得価格合計7,583億4,900万円。期末の稼働率は98.5％と高水準を維持した。
次期（22年5月期）の運用状況については、営業収益267億9,300万円、営業利益119億9,000万円、経常利益109億1,900万円、当期純利益110億5,800万円、利益超過分配金を含む1口当たり分配金は4,869円を見込む。
