不動産ニュース / 開発・分譲

2022/1/21

海老名駅近くに複合施設、4月より順次開業

「ViNA GARDENS PERCH」
「ViNA GARDENS OFFICE」

 小田急電鉄(株)は、31日に複合施設「ViNA GARDENS PERCH」(神奈川県海老名市)を竣工し、4月より順次開業すると発表した。

 小田急線とJR相模線の「海老名」駅間に広がる開発エリア「ViNA GARDENS」に立地。建築面積約3,200平方メートル、鉄筋コンクリート造地上10階建て。
 施設名に“止まり木”を意味する「PERCH」の言葉を用い、“心身の充足(ウェルネス)”をテーマに運営する。6~10階には、10科目のクリニックモールや検診・クリニックの複合型施設などが、4月に先行して開業予定。夏には、白内障の手術なども行なう眼科、海老名市内初となる献血センター、プールやテニスコートを有する地域最大級のフィットネスも開業する。3~5階には秋以降、商業やサービスの開業を予定している。

 なお、オフィスビル「ViNA GARDENS OFFICE」も同時竣工。建築面積約2,700平方メートル、鉄骨造・柱CFT造地上14階建てで、自由通路を通じて「海老名」駅に直結する。神奈川県央地区最大級となる基準階フロア約1,840平方メートルの大規模賃貸ビル。高性能制震オイルダンパーを採用し、停電時にテナント専有部へ72時間電力供給を可能とする自家発電設備の設置など、BCPに配慮。個別空調やLED照明、Low-E複層ガラスの採用など、省エネにも配慮している。

「ViNA GARDENS」開発計画図

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