不動産ニュース / 開発・分譲

2022/1/21

船橋のバス便立地のマンション販売が好調

「ルピアグランデ船橋行田公園」外観イメージ
74.16平方メートル・3LDK、販売価格4,298万円のタイプのモデルルーム

 ポラスグループの(株)中央住宅の「ルピアグランデ船橋行田公園」(千葉県船橋市、総戸数154戸)の販売が好調だ。

 JR総武線・武蔵野線・京葉線・東京メトロ東西線・東葉高速線「西船橋」駅よりバスで9分、バス停から徒歩6分に立地。元々NTTグループの社宅だった用地を買い取り、開発した。近くに行田公園のほか、再開発による生活利便施設や小中学校があるなど、子育て環境が整ったエリア。周辺では今後も再開発が予定されている。敷地面積5,497.26平方メートル、延床面積1万2,485.73平方メートル、鉄筋コンクリート造地上7階建て。

 外観は南仏をイメージした、アーチ型の外構デザイン、レンガ調の敷石タイルなどで仕上げている。専有部は、「効率的な家事動線」「引き戸による可変性の高い間取り」「大容量収納」などを提案する。住戸全体の半数に、ダイニングテーブル一体型のオリジナルキッチン「ピアキッチン」を標準で採用。最上階の一部住戸には、ルーフバルコニーを設けた。

 販売価格は2,700万~4,400万円台。坪単価は173万2,000円と、周辺相場と比べると安価な設定。2021年5月にモデルルームを開設、以来これまで300組が来訪している。モデルルーム来訪者の年代は20〜60歳代。一次取得者、世帯人数では2人世帯が最も多い。第1期販売の約30戸は即日完売。現在は先着順で販売しており、これまでに77戸を契約した。購入者の約45%が船橋市在住者。住環境や求めやすい価格、「ピアキッチン」をはじめとする同社オリジナルの設備・仕様などが評価された。さまざまな価格帯が満遍なく売れている状況で、バス便立地ということで当初は販売に苦戦すると予想していたが、順調な販売状況だという。販売担当者は「コロナ禍で在宅ワークが増え、バス便立地への抵抗感を持つ人が減り、逆に住環境の良さを重視する傾向にあるのではないか」とみている。

 第2期販売開始は22年2月下旬の予定。間取りは2LDK~3LDK、専有面積は61.65~70.64平方メートル。販売価格帯は2,700万~3,900万円台(最多販売価格帯3,200万円台)。

 竣工は22年2月中旬、入居開始は同年3月中旬の予定。

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